2025年(令和07年)度 施設見学研修会
当協会は、3R推進月間に合わせて、アルミ缶リサイクルについて理解を深めて頂く為に、毎年「施設見学研修会」を実施しています。
今年は10月22日に柳泉園組合とサントリー武蔵野ビール工場の2か所を訪問しました。報道関係及び協会会員会社より40名に参加頂きました。
柳泉園組合は1960年に組合を設立し、清瀬市・東久留米市・西東京市内で発生する缶、びん、ペットボトルと可燃性粗大ごみを受け入れ、次の処理施設へ送るための作業を行っています。缶は人の手と機械を使って分別し、プレスして固めて排出しています。昨年は約600Tのアルミ缶を排出しています。「適切な分別がされなければ、適切な処理は出来ない。」とのお言葉を聞き、分別の重要性を再確認しました。
サントリー武蔵野ビール工場様は1963年に開設された工場で天然水と素材にこだわったビールを製造されています。完成品は1分間に1,500缶のスピードで製造されています。キャンペーンでグリーンアルミの缶を採用し環境に配慮されていることを学びました。
2025年(令和7年)度 沖縄研修会
2025年4月17-18日に協会会員15名(事務局含)で沖縄研修を実施しました。
国内資源循環を図り、CAN to CANを促進するため、国内最大の離島である沖縄県を訪問し、UBC回収やUBCの輸出などの実態について見学と意見交換を行った。意見交換会は那覇市環境部クリーン推進課、オリオンビール、チェリオコーポレーション、株式会社三和金属の代表の方を招き、現地の実情や課題、今後の対応について意見を交わしました。
また、三和金属、那覇・南風原クリーンセンターを訪れ、UBCの流れの実態を見学し、最後に(一社)プロモーションうるまの指導の下、海岸の砂からマイクロプラスチックを探し出す体験をして環境保護の重要性について再確認しました。
2024年(令和6年)度 施設見学研修会
当協会は、3R推進月間に合わせて、アルミ缶リサイクルについて理解を深めて頂く為に、毎年「施設見学研修会」を実施しています。
今年は10月31日、午前中は港資源化センター、午後には東京都廃棄物埋立処分場の2か所を訪問しました。関係省庁、報道関係及び協会会員会社より43名が出席しました。
港資源化センター様は、港区内の資源集積所から回収された缶、ペットボトル、びん、プラスチックを受け入れ、次の処理施設へ送るための作業を行っています。缶、びん、ペットボトル、プラスチックは、それぞれ回収されたものを人の手と機械を使って分別し、プラスチック、缶とペットボトルはそれぞれプレスして固めて発送しています。この施設では1日で27トンの資源を処理しています。アルミ缶はその内約1トンを占め、処理業者に送りリサイクルをされています。ここで働く作業者の負荷を少しでも軽くできるように、中身はすべて出して、軽くすすぎ、分別をやり易くする重要性を学びました。
東京都廃棄物埋立処分場様は、不燃ごみを一日当たり240トン受け入れ、破砕し鉄・アルミニウムを回収した後の物や焼却灰などを埋め立てています。今のペースで埋め立てていくと埋め立て処分場の寿命は50年であることを学び、資源化できるものを分別してごみの発生量を減らす努力を継続していかなければならないことを実感しました
