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2021年度事業活動計画

6月18日 如水会館にて 第223回理事会、第49回定時総会が開催されました

第223回理事会、第49回定時総会

第223回理事会、第49回定時総会にて2021年度アルミ缶リサイクル協会事業活動計画及び新役員体制が承認されました。

2021年度アルミ缶リサイクル協会 新役員体制

1. 概要

2020年の飲料用アルミ缶の国内需要量は前年比100.3%の約218億缶と推定され、7年連続で200億缶の大台は維持されました。新型コロナウイルスの影響もあり国内ビール系の総需要は業界紙推定で90.7%と16年連続で前年割れとなりましたが、ビール系缶需要は家飲みが増加したことで101.1%の微増となりました。清涼飲料の国内生産量は、外出自粛や在宅勤務等による需要減により95.1%と2年連続で前年割れとなり、特にアルミ缶は自販機販売の不振が影響し91.0%と大きく減少しました。しかしRTD向けが6年連続で二桁増(110.5%)となったこともあり、国内総需要量は微増で着地したと推定されます。
2020年度のリサイクル活動は、新型コロナウイルスの影響により集団回収活動の一部が制限されたものの回収量自体は前年並みと推測されます。しかし再生地金の需要減やUBC相場の高騰により回収されたUBCの一定量が市中在庫になったと思われ、このためリサイクル率は94.0%と前年を▲3.9%下回りましたが当協会目標の90%以上は6年連続で達成されました。
CAN to CAN率(水平リサイクル率)は前年よりも4.1%上昇して71.0%となりましたが、この理由は算出式の分母である国内再生利用重量が大きく減少した結果です。現在、日本アルミニウム協会と協働でCAN to CANも含めたアルミ缶の国内循環向上策の検討に取り組んでいます。
 2020年の1缶当たりの平均重量は0.07g削減の16.03gとなり、2020年に2004年比で5.5%の軽量化目標に対し5.8%となり目標を達成しました。アルミ缶は食品容器として、漏洩に繋がる安易な軽量化は許されず慎重に取り組むことが必須ですが、現在もビール缶等で軽量化は進められており、引き続き関係者が一丸となって取り組み、次期目標である「2025年度に2004年度比で6.0%の軽量化」が達成されることを期待します。
UBCについては、組成率を考慮しても約8.6万㌧ものUBCが輸出されており、国内消費量の26%ものUBCが輸出されている実態は、国内資源循環の観点からは憂慮すべき事態と言えます。また、輸出の大半は韓国とタイ向けですが、昨年よりマレーシアや中国向けの輸出も目にするようになり、この動向にも注視する必要があります。
 


2. 基本方針

1)アルミ缶リサイクルの推進を円滑に進めます
   (1)アルミ缶回収ルートの整備・支援を行います
   (2)広報・啓発活動を行います
     (3)調査・情報提供活動を行います
     (4)協会企画委員会、ワーキンググループ(WG)の活動を行います
2)3R推進団体連絡会の一員として積極的に3R活動に取り組みます
<目標>
   (1)安定的にリサイクル率92%以上を維持します
   (2)2025年までに2004年比で6.0%の軽量化を目指します
   (3)アルミ缶回収協力者表彰数は、新型コロナの影響は想定されますが 学校・一般とも前年並みを
      維持します

3. 2021年度 事業活動計画の内容

【1】アルミ缶リサイクルの推進を円滑に進めます

(1)アルミ缶回収ルートの整備・支援
事業者責任としてアルミ缶回収率を上げるために関係者との連携、協働の推進を行います。
    ①当協会プレゼンス向上を目的に官庁や関連団体への訪問・支援、自治体、消費者団体との交流を
     積極的に行います。
    ・官庁(経産省金属課)の定期会合への参加・訪問、情報提供を行います。
・全国の自治体へアルミ缶回収に関するアンケート調査を実施し、現状を把握するとともに当協会の活動内容について
 理解度向上を図ります。
・リデュース・リユース・リサイクル推進協議会主催の「3R推進功労者等表彰」の候補者推薦を
 継続して行います。
②アルミ缶回収表彰制度の認知度向上
・「アルミ缶回収小・中学校協力者表彰」、「アルミ缶回収一般協力者表彰」、及び「優秀回収拠点
  表彰」制度の認知度向上を目的に、学校・自治体、回収拠点、社会福祉協議会等への表彰制度
  PRを継続します。
    ・都道府県別の登録回収拠点の中身を見直し、アルミ缶回収協力者表彰への推薦が出易い環境を整備し
     ます。
     

(2)広報・啓発活動の推進
アルミ缶及び回収活動への理解を深めてもらうための広報・啓発活動を行い、情報のアップデートに努めます。
  ①若年層への環境教育としての広報・啓発活動
   ・環境教育への協力、支援として小中学校向けにパンフレット/小冊子、DVD、ポスター等の配布、
    再生地金サンプル等の教材を貸し出します。
   ・中学生の修学旅行時等の来協学習を受け入れます。
     ② 自治体・消費者への広報・啓発活動
       ・自治体や各消費者団体主催の展示会、自治体講演会への参加、各種書籍・雑誌への寄稿等を行います。
       ・エコプロ2021展示会がリアルで開催される場合には参加します。
         ・タブ回収の活動については引き続き正確な情報提供を行います。(歴史的な経緯と怪我の危険性
    について)
        ・ホームページにタイムリーな情報提供を行うと共に、協会やアルミ缶回収のPRを行います。
   ③ マスコミ関係者や支援団体への広報・啓発活動
  ・定期的に報道発表を実施する。(6月:単年度事業計画とアルミ缶需要量、リサイクル率、リデュース率
          ・リサイクル施設の研修見学会を実施します。(10月)
         ・広報紙「リサイクルニュース」(4回/年発行)を発行、配付します。
(3)調査・情報提供活動の推進
      ・2020年度の「アルミ缶リサイクル率」(「CAN to CAN率」含む)、
   2020年度「アルミ缶リデュース率」、2019年度の「アルミ缶再生利用フロー」
   を調査・公表します。
      ・日本アルミニウム協会等と連携しタイムリーな調査分析・情報発信に努めます。
  ・アルミ缶輸出入数量、及び世界のリサイクル率について、データ精度の向上に
   努めます。

【2】 当協会ワーキンググループ(WG)の活動

・当協会が当面する課題や対応を企画委員会と各WGで対応していきます。
 特にリサイクルフロー調査WG、3R推進WG、広報WGでは、リサイクル率向上のための施策、
 自主行動計画のフォローアップ、効率的・効果的な広報活動の推進に取り組みます。

【3】 3R推進団体連絡会メンバーとしての活動

「自主行動計画2025」に取り組みます。
(1)事業者自ら実践する3R推進計画の推進
・リデュース率とリサイクル率の目標達成に向けて取り組みます。
(2)普及・啓発活動の推進
・3R推進フォーラム、3R交流セミナー意見交換会(3都市予定)等により市民、行政との意思疎通を図ります。
・市民リーダー育成のための支援、エコプロ展示会への参加、リサイクル冊子の作成・配布等を行います。 
(3)今後の中長期活動計画における活動
・自主行動計画2025に沿って、事業活動に参画します。
 
2020年度目標
2019年度
2020年度
対前年増減
リサイクル率
90%以上
97.9%
94.0%
▲3.9%
リデュース率
5.5%以上
5.4%
5.8%
+0.4%
16.08g以下
16.10g
16.03g
▲0.07g
 
  2)アルミ缶回収表彰 (優秀賞件数)
 
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度目標
小・中学校
54件
51件
46件
46件
一般
63件
59件
59件
59件
    


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