― 平成28年度 施設見学研修会 ―

 当協会は、3R 推進月間に合わせて、毎年「リサイクル施設見学会」を実施しており、本年は10月14日に開催し、神戸製鋼所真岡製造所及びアサヒビール茨城工場を見学しました。当日は、経済産業省、報道関係及び協会会員会社の方々47名が参加され熱心に見学されました。

 神戸製鋼所真岡製造所の見学に先立ち、遠藤理事長より「従来、研修会はどちらかというとアルミ缶の第二の人生、回収から再生までを中心に見てきたが、今回は、アルミ缶が生まれる前のお母さんである段階を見てもらい、午後はアルミ缶が成人になって社会に出ていくビールの製造工場で使用される場面を見ていただきます。私自身も興味深いところがあるし、日頃のアルミ缶回収の価値に活かしていけるよう勉強したいです。」と挨拶がありました。

 次に経済産業省産業技術環境局リサイクル推進課・杉本綾美様より「アルミ地金は日本では作られておらず、造るには莫大なエネルギーが必要になります。アルミ缶のリサイクルは重要な役割を担っています。また10月は3R推進月間。これを機に様々なイベントが各地で開かれるので、3Rへの理解を深めていただき、各主体間で連携して情報交換を行うことで、3R の推進に、より一層取り組んでもらいたいです。」と挨拶があり、また、谷川正樹・真岡製造所長は、「幅広い用途に我々のアルミ板を使用いただいており、約半数は皆さんにご愛顧いただいているアルミ缶になります。いろんなアルミ板を造るのに対応した設備を兼ね備えるなどスタンダードな圧延工場と認識しています」と説明がありました。

神戸製鋼所 真岡製造所
 国内最大級のアルミ圧延工場。自動車用パネル材、飲料用ボトル缶などでは国内トップシェアを誇る。  
 熱間圧延以降のラインを見学した。スクラップの使用量について、スクラップを使う一定の目標値があり、環境の変化にかかわらず過去から大きな変動はないとのこと。
新江東清掃工場
 
アサヒビール茨城工場
 アサヒビール全8工場の中で最も生産量の多い工場。ビールのほかにアサヒ飲料の三ツ矢サイダーなども生産。
 ビールの製造工程の他、工場での副産物や廃棄物の再資源化率100%実施への取り組みを見学。地上60mのアイムタワーでスーパードライなどの製造直後の生ビールを試飲した。
アサヒビール株式会社神奈川工場